【テーマ】保護眼鏡について
担当:工事部 加藤祥輝
実施日:2022年1月25日
現場での事故事例を聞き、保護眼鏡の必要性を再確認したため、今月は保護眼鏡をテーマに安全協議会を行いました。
※出張組と自宅組と会社組でZOOM中継
1.保護眼鏡について
皆様は作業時保護眼鏡をしていますか?
私自身は、
● 曇る
● レンズに汗がつき視界が悪くなる
● 窮屈
など様々な理由(言い訳)を並べ、保護眼鏡を着用することがあまりありませんでした。
しかし、現場での保護眼鏡不着用による事故は少なくないというのも事実です。
私が声を大にして言いたいのは、自分が行っている作業だけではなく、
付近で行われている作業からの飛散・飛石等が目にあたり、失明してしまうこともあるということです。
私自身も今後はしっかりと着用していきます。
2.保護眼鏡のJIS規格について
保護眼鏡にもJIS規格があることはご存じでしょうか?
最近では、100円ショップでも保護眼鏡と称したものがありますが、現場での飛散物の衝撃は想像以上なものです。保護眼鏡をしていたとしても、衝撃に耐えられず、レンズが割れ、飛散物が目に入ってしまうということもあります。それでは保護眼鏡を着用する意味がありません。
自分の作業または付近で行われている作業に適した保護力を持った保護眼鏡を使用する必要があります。
手にした保護眼鏡に、JIS規格マークがあるかどうか探してみてください。
3.保護眼鏡の選び方
※日本保護眼鏡工業会資料より引用
● 一般作業場内の作業
めがね形・オーバーグラス
● 切削・ハツリ・砕岩などの作業
めがね形(サイドシールド付き)、アイカップ形、オーバーグラス、フロント形等
● グラインダーなどの作業
めがね形
● 研磨・研削・粉砕・木工軽作業などの作業
ゴーグル形、めがね形、アイカップ形、オーバーグラス等
● 塗装・洗浄などの作業
ゴーグル形
4.保護眼鏡の点検方法について
お手元に、ご自身の保護眼鏡をご用意ください。
防塵メガネ・ゴーグルタイプの方
● 顔とメガネの密着度はしっかりしていますか?
● 頭ひものゴムが伸びていませんか?
有害光線のメガネを含む全てのメガネの方
● レンズに傷はついていませんか?(傷から割れてくる恐れあり)
● フレームの蝶番やネジはゆるんでいませんか?
JISによる正しい点検方法は特にないようです。
使用する前に、上記点検項目をご確認ください。
5.総括
保護眼鏡着用を義務化している現場は、まだ少ないと思います。
また、義務化されている保護具も本人が正しく着用していなければ意味がありません。
どこまでいっても、自分の身は自分で守るしかないのです。
現在無事故無災害継続中です。
このまま無事故無災害目指して頑張ります。
では明日からもご安全に。