【テーマ】なぜミスは起こるのか ミスを減らす秘訣
担当:営業部 遠山将吾
実施日:2023年10月25日(水)
今回は、自分の行動パターンを理解し、ミスのパターンを把握することで会社全体で事故を防ごう!
という趣旨で、「ERROR FREE 世界のトップ企業がこぞって採用したMIT博士のミスを減らす秘訣」(邱強 著、文響社)を参考文献にし、安全協議会を行いました。
本ブログではさらに抜粋して簡潔にしますので、興味を持たれた方は今回の参考文献を読んでみてくださいね。
1.ミスの種類
ヒューマンエラーには3つのタイプと2つの形式があります。
タイプ: ①知識型エラー ②規則型エラー ③スキル型エラー
形式: ①誤処理エラー ②省略エラー
これらを組み合わせると6つのミスパターンがあります。
意思決定者は1日に5から7つのミスをしていて、すべて知識型エラーでそのほとんどが省略エラー。
一般従業員は1日に7つのミスをしていて、3つは省略エラーで4つが誤処理エラー。
立場によってもミスが違うので、それぞれの立場で安全注意を考え、指摘していかないと行けませんね。
2.性格と思考パターンの特徴
性格で区別すると人間は内向型と外向型に分かれます。
思考パターンで区別すると左脳思考と右脳思考に分かれます。
これを組み合わせると4つのパターンができ、それぞれが犯しやすいミスが異なります。
仕事は協力して行うものです。
したがって、会社では4つのパターンが均等になっていると、ミスを互いに補完しやすく、業務状態は良好です。現場でいくと安全な状態を作りやすいということです。
ちなみに水谷工業は内向的かつ右脳思考が圧倒的に多かったので、細部に関わるミスと人間関係に関わるミスを犯しやすい会社という分析になりました。
自分の会社はどうなんだろうと気になった方は、やはり参考文献を読んで社内でアンケートを取って分析してみてくださいね。
※参考文献ではエラーという言葉が使われていますが、個人的にエラーだとピンとこないので本ブログではミスという表現に変えています。
3.最後にちょっとした質問
Q1.信号を思い浮かべてください。
もちろん、真ん中は黄色です。では、赤はどちらでしょうか?
Q2.歩行者信号を思い浮かべてください。
赤はどちらでしょうか?
毎日見ているものだと思いますが、皆さん、合っていましたか?
「答え???」
ご自身で確認してくださいね。
それでは、本日もご安全に!
営業部 遠山将吾