あらためて熱中症を勉強しよう

【テーマ】あらためて熱中症を勉強しよう

担当:営業部　遠山将吾
実施日:2024年07月30日(火)

毎年安全協議会のテーマとして熱中症を取り上げていますが、あらためて熱中症について勉強していきたいと思い、「熱中症対策セミナー」という動画を参考に勉強しました。

業種別死亡者数の割合は、建設業が42%で圧倒的に多くなっています。
また、死傷者数は22%という現状です。
建設業界では、屋外での作業が多く、直射日光を受ける時間が長いため、熱中症のリスクが高くなります。
特に夏場は、現場スタッフの健康と安全を確保するための対策が重要です。

【熱中症で亡くなる理由】
高体温になると細胞傷害が起こり多臓器不全状態に。
いずれ死亡したり後遺症を残すことに至る。

熱中症は体温上昇と水分不足が原因。

【負のスパイラル】
体温上昇⇒発汗⇒水分不足⇒汗がでない⇒体温下がらない

水分：水だけ飲むと、体液が薄まり脱水症状が進む。
塩分：塩分を体外に排泄する時に水分不足が発生。

水分と塩分は、バランスよく摂取する必要がある！

１時間で吸収できる水分量：800ml
１時間で失う水分量：1000ml

800ml-1000ml= ▲200ml

夏場は吸収できる水分より失う水分の方が多い！！

①すぐに経口補水液を飲む
※緊急時は、スポーツドリンクよりも経口補水液！

②とにかく早く身体を冷やす
※服を脱がす。水をかける。太い血管や手のひらを冷やす。風にあたるなど

具合が悪い人を絶対に一人にしたり、一人になったりしないことが大事です。

それでは、ご安全に！

営業部　遠山将吾