【テーマ】地震について

担当:工事部 岡田堅太
実施日:2024年08月27日(火)

今年になり地震という言葉を良く耳にします。
地震が来る前に、地震がどれだけ恐ろしいかを再度理解をしていただき、有事の際に対処できるようにと思い、今回このテーマにしました。

【1】地震について

地震とは、地下にあるプレート(厚さ数十kmに及ぶ岩盤)のズレによって起こります。
地球の表面は十数枚のプレートに覆われており、それぞれ別の方向に向かって1年間に数cmずつ移動しています。
そのため、プレートとプレートの境目では押し合ったり引っ張り合ったりする複雑な力が働き、その影響でプレート同士にひずみが生じます。
このひずみが限界に達すると、プレートの境目や弱い岩盤が破壊され、その衝撃で揺れ(地震)が起こります。

日本で地震が多いのは、
太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート、北アメリカプレート
の4枚のプレートがぶつかり合う位置にあるためです。

※気象庁ホームページより引用

【2】プレートの動きについて

海側のプレートが、年に数㎝の割合で陸側のプレートの方へ移動し、その下へ潜り込みます。
そして、陸側のプレートの先端部が引きずりこまれ、ひずみが蓄積されてひずみがその限界に達した時、陸側のプレートが跳ね上がり、地震が発生します。
その際に、津波が発生する場合があります。

ここで分かるのが、
津波が来るときは、プレートが動いて震度1や震度2程度の地震が発生していることがわかります。

気象庁のホームページには地震情報が記載されていますが、毎日のように地震が発生していることに気づき、驚きました。

【3】前震・本震・余震

大きな地震が発生すると、周辺での地震活動も活発になるため、しばらく地震が続くことがあります。

このようなパターンを「本震—余震型」といい、最初の地震を「本震」、その後に発生する小さな地震を「余震」と呼びます。
本震の直後は余震も多く発生しますが、時間経過とともに減少していきます。

余震の規模は本震のマグニチュードよりも小さいことが大半ですが、場所によっては本震と同規模になることもあるので注意が必要です。

本震の発生に先立ち、「前震」と呼ばれる小さな地震を伴う場合を「前震—本震—余震型」といいます。
そのほか、前震・本震・余震の区別がつかず、だらだらと地震が続く「群発型」というパターンもあり、火山の周辺などでしばしば見られます

【4】地震の揺れの大きさを示す震度

震度は、ある場所での地震による揺れの強さを、人体の感覚や周囲の物体・構造物、さらには自然界への影響の程度から、いくつかの段階に分けて表したものです。

日本では、全国の計測震度計で観測された震度を自動的に収集し、気象庁が地震発生直後に速報する体制を取っています。

「気象庁震度階級」
0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7
の10階級で表し、震度6強を超えるものはすべて震度7となります。

一方、アメリカなどでは、MM震度階(改正メルカリ震度階)と呼ばれる12階級の表現が使われており、
地震による被害を詳しく調査してから発表されるのが一般的です。

なお、震度はその場所での揺れの程度を表すため、地域が違えば震度も異なります。
例えば、震源地からの距離が同等の近接した2点であっても、地質の違いによって異なる震度が観測される場合があるということです。

【5】モノ不足

8月に発表された気象庁の「臨時情報」によって、お店から飲料水が売り切れてしまうということがあったと思います。皆様もご体験されたかもしれません。

モノ不足になる要因としては、
実際に大地震などの災害をまだ経験していないため、他の地域で大地震が発生すると、
多くの人が一斉に行動を起こし、物資が急速に不足してしまうというのがあると思います。

いざ災害が発生した際に困らないよう、今からでも災害グッズなどを用意しておく必要があります。

余談ですが、
私の母が、ホイッスルを求めて買い物に出掛けるのを何度か見かけました。
母は「がれきなどに潰された時にいち早く見つけて貰う為に欲しい」と話していました。
こうした「これがあったらいいな」という考えを持つことも、備えとして大切だと思いました。

皆様に質問しました。
「災害グッズを準備している方はどのくらいいますか?」

 ・水は準備している
 ・簡易トイレは買った
 ・防災リュックを家族人数分買った
 ・3年前に買ったものばかりなので、入れ替えしなきゃいけない
などの回答でした。

ここで、災害グッズで揃えておくべきものを紹介しました。

【災害グッズ 必要なもの】

 ・飲料水
 ・簡昜トイレ
 ・リュックサック
 ・保存食
 ・乾電池
 ・お薬(痛み止め、風邪薬、胃薬 など)
 ・救急セット ← 以前会社から支給されたものでOK
 ・手袋
 ・ヘッドライト など


いろいろと調べている中で、個人的にあると便利だと思ったものが4つほどありました。
ここで紹介します!

【堅太 オススメグッズ BEST4】

1.サバイバルシート
・体温の低下を防ぐ防寒用アイテム
・薄手でも防寒・防水・保温能力が高い
2.ヘルメット
・ミドリ安全の折りたたみ防災ヘルメットが備えに良い!と思いました
3.マルチツール「小型コンパクト十徳ナイフ」
4.ジャクリのバッテリー

【6】まとめ

いつ巨大地震が発生するのか、わかりません。
仕事をしている時なのか、休日に家族や友人と過ごしている時なのか。

言ってしまえば、どんなに対策をしたとしても、完全に備えるということは難しいです。
しかし、前もって準備をしておくことは、していないかより、格段に生存率は高まるはずです。

皆さんもぜひ、時間のある際に準備をしてみて下さい!!

ご安全に!



工事部 岡田堅太