作業用手袋の代表格といえば、軍手。
ひと昔前はみんな、軍手を主として使っていました。
我社もそうでした。
昨今では多種多様な手袋が販売されるようになり、選べる時代になりました。
その中でも、
薄手でフィット性が高く、使用感抜群な”ゴム背抜き手袋(コーティング)”が大人気だと思います。
グリップ力に優れているので、モノを運ぶ時は最高の使い心地ですし、何より”安さ”も嬉しさの1つです。
私も愛用者の1人です。
しかし、この大人気なゴム背抜き手袋。
回転工具を使用する時は、絶対に着用してはいけません。
コーティング部分の”グリップ力”が仇となり、
回転工具に手(手袋)が触れた瞬間に巻き込まれ、大事故になってしまいます。
回転工具だらけの我社では「革手袋が今のところのベストだ」という結論に至りました。
先の安全協議会でも、
・アンカー削孔時
・アンカー撹拌時
・コア抜き工事時
は、必ず「革手袋を使用すること」と「回転部には触れないこと」を義務化しました。
同業の皆さまもどうかご安全にお願い致します。
軍手・ゴム背抜き手袋・革手袋の他にも
・防水手袋
・防振手袋
・防寒手袋
・切創防止手袋
・その他(静電、防塵、耐熱、防火、使い捨て、腕カバー付き、インナー、等)
があります。
我社ではその他、手袋に関する安全ルールとして
・振動工具を使用する際は[防振手袋]を使用すること
・カッターナイフをどうしても使う必要がある場合は[切創防止手袋]を使用すること
などと、作業によって手袋の選定をするように周知しています。
多能工の職人さんは、多能工な分、多くの危険にさらされています。
道具・工具選びにプラスアルファ、「作業用手袋」も用途別にご準備頂けたらと思います。
―――――――本日もご安全に!―――――――
管理部 京極