こんにちは!
営業部市原です。

今回のブログでは、「ブロックのコア抜き工事」についてお話ししていきたいと思います。

皆さんはフェンスがどうやって設置されているかご存知でしょうか。
私はつい最近まで知りませんでした。

工事部さんに聞き、コアであけた孔にフェンスが埋め込まれていることを知りました。
しかし通常のように、塀(ブロック)にあと施工アンカーでコアマシンを固定して、孔をあけられるのか・・・?という点において、疑問が残りました。

そこで更にお聞きしたところ、
ブロックのコア抜きは、一般とは違いアンカーで固定ができないので、
挟み込みのポールベースを使用して施工をするとのことでした。

ポールベースを使用する以外は、通常のコア抜きと同じ方法!
※水を使い、ビットを冷却しながら削孔

ちなみに、レンガ積みやブロック積みの接合部に多く使われているモルタルは、
骨材(砕石など)が含まれないため、コンクリートよりも早く孔があくそうです。

ブロックのコア抜きのサイズは、設置するフェンスの仕様によって孔径×深さが異なります。
ご依頼の際は、「フェンスの柱のサイズ」をご指示くださいますよう、お願いいたします。


簡単な施工手順を以下に記載します。ご参照ください。

【施工手順】
1⃣ 墨出し

2⃣ ポールベース設置
専用の挟みこみベースでポールベースを固定する。
※普段はホールインアンカー(w3/8)を打設して固定していますが、コンクリートブロックの際は使用しません。

3⃣ コアボーリングマシン設置
ポールベースにコアボーリングマシンを設置する。
※がたつきがないように締めこむ。

4⃣ 削孔
・削孔時は回転部分に手を触れない。
・巻き込まれ防止のため軍手は使用しない。
・削孔時の排水は回収し、流出がないように注意する。
・既設鉄筋に干渉した際は監督員に報告し協議する。

5⃣ コンクリートピース撤去
ピースのガラが孔内に落ちた場合は、孔内からガラを除去する。

6⃣ 清掃
施工箇所の清掃を行う。

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以上、「ブロックのコア抜き工事」についてのお話でした。
現場の状況に応じて、最適な方法をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

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このブログでは、私が建設業界で学んできたことや、これから学びたいこと、
弊社についての様々なことを発信しています。
また、建設業界に興味のある方や建設業で新人として働いている方にとって参考になれば幸いです。

以上、営業部 市原 でした。

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