【テーマ】いざという時に使えるロープワーク

担当:工事部 武村充敏
実施日:2024年12月25日(月) ※12月度協議会

建設現場やアウトドアの活動において、安全は最も重要な要素の一つです。
特に、ロープを使用する作業では、結び方が安全に大きく影響します。
そこで今回は、もやい結びや自在結びなどのロープワークについて実習を行いました。

【1】もやい結び

大きな荷重がかかってもほどけにくい結び方です。

【2】自在結び

結んだ後にロープの長さを調節できる結び方です。
ロープを張ることができます。

■自在結び【応用編】

【3】土のう袋

土のう袋の紐は何となく結んでいないでしょうか。
この結び方をすると強度もしっかりするし、解くのも簡単です。

【4】南京結び(万力結び)

トラックの荷締めの時にこの結び方をします。
動滑車の原理でロープを2倍の力で引っ張ることができます。

【5】まとめ

最近ではラッシングベルトなど、ロープを使わなくても簡単に締め付けることができる工具が主流となっています。
しかし、ここにはロープしかない!という場面でこれらのロープワークが必要になります。

安全な作業環境を維持するためには、正しい技術と知識が不可欠です。
ぜひ、これらの結び方を習得し、日々の作業に役立ててください。

ご安全に!!



工事部:武村充敏